なんで勉強するのかな?
一度は考えたことがあると思います。うちには小学生の子供がいるんですが、いつか「なんで勉強しないといけないの?」という質問が来るのではと思っており、常々それに備えなければ!と考えています。僕と同じように、そんな質問がそろそろ来るかな?というみなさま、一緒に先人・偉人の素晴らしい言葉を参考にしましょう!
1.勉強する意味?
①自己防衛のため
学びは何かを得るためのであり、身を守るものでもあるんです。最近遅ればせながら、福沢諭吉「学問のすすめ」を読みました。ええ、読んでいませんでした。お恥ずかしい。。
「勉強することは、判断力を磨くことだ」ということが書かれています。衝撃を受けました。「学問のすすめ」が書かれた時代の学問は、たくさんの良書を読み、議論を交わしながら、いろいろな「〜力」を養うもの。今の学校の勉強とは違うと思います。
でもですよ、今の世の中「判断ができない」=「鵜呑みにする」と自分が望まなくても、大変なことに巻き込まれていきます。SNSが当たり前のものとして普及し、飛び交う情報の正誤や質も様々です。自己防衛のためにも「あれ?なんかおかしくない?」と気がつくことが重要です。
数学や科学を勉強していなければ、ガリレオは地動説を唱えなかったかもしれませんし、物理学を勉強していなければ、ニュートンは落ちたリンゴをただ拾って食べただけかもしれません。
②選択肢を保つため
学校の勉強を頑張ることはチャレンジへの「パスポート」を持つことになります。
今なりたい職業がある、それは将来も変わることがない!という子はそのための道を一緒に考えればよくて、広く学校の勉強を頑張る必要はないのかもしれません。国語と算数と理科は友達以上に頑張ろうねというふうに。
でもそうでない場合、なりたいものがまだ分からない場合、なるべく多くの可能性を残すべきです。そのためには学力(学歴でしょうか)や資格が必要になる職業があります。
お医者さんになりたいなら、医学部卒。パイロットになりたいなら大卒・航空大卒。弁護士になりたいなら司法試験。本当になりたいものにチャレンジできない、という風にならないように。親の願いです。
2.偉大な先人 アスリート 漫画 アニメ 名言
とはいえ、「なんで勉強するの?」の我が子の問いに対して、成功者に全く属さない普通な人(=僕)からの言葉では納得性に欠ける。弱い。偉人に肉付けをしてもらう予定ですw
①トーマス・エジソン
成功しない人がいたとしたら、それは考えることと、努力すること、この二つをやらないからではないだろうか。
②イチロー
小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。
③ヘンリー・フォード
20歳であろうが、80歳であろうが学ぶことをやめた者は老人である。学び続けるものはいつまでも若い。人生でいちばん大切なことは、若い精神を持ち続けることだ。
④ジョン・ラボック
他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ
⑤ヘルマン・ヘッセ
君がどんなに遠い夢を見ても、君自身が可能性を信じる限り、それは手の届くところにある
⑥高橋歩
夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。
⑦斎藤茂太
あきらめないことだ。一度あきらめると習慣になる。
⑧ドラえもん
「出来ない」ってやってみたの?
「無理だ」って努力したの?
⑨両津勘吉(こち亀)
人間、つまづくことは、恥じゃない!
立ち上がらないことが、恥ずかしいだぞ!
⑩松本人志
100点は無理かもしれん。でもMAXなら出せるやろ。
多くの偉人の言葉をさがしてみて、子供どころか大人にも、大人にこそ必要な言葉だなと思いました。何かを学ぶことに遅すぎることはないようですし、満足したければやり続けることしかないようです。
100点は無理でしょうけど、本気出すのはみんなできることですね。
3.天は人の上に人をつくらずの続き 学問のすすめの意味
最後に、福沢諭吉の名言中の名言を少し解説します。
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず
「学問のすすめ」はご存知なくても、この言葉はご存知の方が多いと思います。
この続きがあるのをご存知ですか?
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、と言ヘリ。」となっています。「って言われてる」ということです。
福沢諭吉は「学問のすすめ」で世の中には、
・賢い人
・貧しい人と富んだ人
・身分の高い人と低い人
がいて、大きな差がある。勉強してその差を埋めなさいと言っています。みんな同じくらいの力しかないけど、頑張るか頑張らないかで変わるんだよ。だから、頑張らないとダメだよ。と。
いわゆる自己啓発系発信者ですねw。しかし、今読んでも十分通用します。物事の本質を捉えるというのはこういうことなんですね。