グループキャンにソロキャンプ、キャンプには色々ありますが、やはり家族でファミリーキャンプを楽しみたい方が多いのではないでしょうか。

しかしながらこのようなお悩みを抱える方も少なからずおられるようです。我が家の嫁も最初乗り気ではありませんでしたが、今では家族で1年中キャンプを楽しめるようになりました。
そこで、今回はキャンプが苦手な嫁(旦那)にキャンプに来てもらう、好きになってもらう方法を我が家の経験をもとにお伝えします。キャンプ楽しめるご家族が少しでも増えれば嬉しいです。
1.基本姿勢
🙆 GOODな例!
負担や我慢をなくす、もしくはそれをしのぐ目的を提供しましょう!
- 準備も片付けもやらから大丈夫!一緒に行こうよ!
- 家族で過ごしたいい思い出になるよ、一緒に行こうよ。
- 日帰りで一度体験してみない?
何かをしてもらおうと思わない、子供さんのパワーを借りる、最初の第一歩のハードルをなるべく低くすることがおススメ。
「そこまでして誘わなくも・・・」と感じる方は諦めましょう。
尾木ママの名言「キャンプは教育にいい」を引用するのも良いかも知れません。
🙅BADな例!
- 子供と遊んでくれてたらいいからね
- 少しだけ我慢してくれないかな
- 不便も楽しめるのがキャンプだよ
2.キャンプ嫌いな理由を知る
次になぜキャンプが苦手なのか、理由を理解することからはじめましょう。もちろん苦手な理由は人それぞれですが、大きく分けると3つになるかと思います。
- 外が嫌い
- めんどくさい
- お金がかかる
こちらにキャンプ嫌いの奥様の「生声」書いています。刺激的ですよーw
キャンプ大好きな筆者が、キャンプが苦手な人のご意見を紹介します。キャンプ好きな方には少し刺激的かもしれませんが、様々なご意見を受け止めてキャンプへの理解をより深めていきましょう!キャンプは楽しい!キャンプが苦手な人な[…]
①外が苦手
最も多い意見でしょう。外で過ごす、食べる、寝るが苦手だというもの。シンプルだけに切り崩しが大変です。代表的なものは次のようなものでしょうか。
虫が嫌い
虫が嫌いな人にとって、虫がいる場所に行ってご飯を食べる、寝るというのは恐怖以外の何物でありません。
外は不衛生
キャンプ場のスタッフの方はしっかりと掃除をしてくれますが、ご自宅と比べて野外のキャンプ場は衛生的ではないと感じる方も多いです。
屋外でご飯を食べたくない
「暑い・寒い、虫もいる屋外で、埃かぶった肉なんか食ってどこがうまいんだ?」という名言もあります。
眠れない
枕が変われば寝れない方も。眠れずに慣れない(行きたくなかった)場所で一人で過ごすのは、不安ですよね。
②めんどくさい
家にいれば、何もしなくていいんです。
家でできる
キャンプ場でする大体のことは家でできます。行く必要ないんじゃない?
準備、片付けが面倒
キャンプをやる楽しみが準備と片付けがの面倒くささを上回らない、ということです。
2.キャンプ嫌い 理由別対策!
キャンプが苦手な理由を確認したら、これらを潰していきましょう。
①外を快適に!
苦手な外を少しでも快適に感じてもらえるように注意を払いましょう。
- お値段は高くても可能な限り綺麗なキャンプ場を予約する
- 虫対策は万全に
- 睡眠ギアはお金をかける
綺麗なキャンプ場
キャンプが好きになるか、嫌いになるか、大きなポイントが最初のキャンプ場選び。
お住いの地域でキャンプ場は変わりますが、清掃に力を入れている、出来たばかり、景色が素晴らしいなど初めてのキャンプに相応しい場所があるはずです。お値段が多少しても環境が良いキャンプ場を選ぶのがコツです。
人気のキャンプ場はこちらをご覧ください。
本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。空前のキャンプブームがやってきています。今ではキャンプに行きたくても、キャンプ場の予約を取ることが難しくなってきました。しかしながら、予約困難=人気キャンプ場。そこ[…]
虫対策
虫対策は徹底してやりましょう!清潔・綺麗な人気のキャンプ場でも虫はやってきます。油断大敵!
虫除けスプレー、協力蚊取り線香の設置、虫刺されケア用品の携帯は当たり前。それ以外にもオイルランタンに入れる燃料で虫除け効果のあるものなどもあります。
スクリーンメッシュタープを設置して完全にシャットアウトすることも有効ですが、できれば奥様がキャンプ好きになった後に、一緒に購入したいですね。
睡眠ギア
キャンプギアではいくつかお金のかけどころがありますが、睡眠ギアは間違いなくその一つです。ぺらぺらのマットだけだと背中が痛くて眠れません。高性能マット、コット、エアーベッドなどしっかりと準備してあげましょう。それでも不安なら布団と枕を持ち込むのもアリですよ。ただ荷物が激増しますので、オススメはお安めのコットを一つ持っていくこと。昼間はタープの下に持ち出してお昼寝も気持ちいいですよ。
②めんどくさい対策!
キャンプのめんどくさいの大部分は準備と後片付けです。キャンプが苦手の奥様にはこれは苦痛でしかありません。誘っている僕らが率先して行動しましょう。

家に帰ってキャンプギアを所定の場所に入れ、焚き火の匂いのする洗濯物を畳むまでが後片付け。ここでも積極的に行動しましょう。奥様に「ここまでしてくれるなら・・・」と思ってもらえるかがポイントですよ。
3.キャンプを好きになってもらう!
さて、ここまではマイナスをゼロにするお話でした。ここからは「行ってもいいかな?」ではなく「キャンプが好き」になってもらう、ゼロからプラスへのお話です。
①最初の一歩。バーベキューを活用
野外が苦手な奥様に、いきなりお泊まりするキャンプのハードルはとんでもなく高いです。まずは外が楽しいと思ってもらうことからスタートして、徐々にキャンプへ近づけてきましょう。
近場で道具も食材もセットになった準備のいらないとろろにふらっとお出かけからスタートしましょう。イメージは「ちょっと変わったランチでもどうだい?」です。
近場でのキャンプを楽しめたら、次は遠方で。メニューをみんなで考えて、みんなで買い出しをする楽しさも知ってもらいましょう。外でご飯を作る、食べる、くつろぐことの気持ち良さを知ってもらえれば、次のステップです。
②宿泊へチャレンジ
次のステップは、いよいよ宿泊です。奥様のキャンプ苦手理由によって進め方を変えてみましょう。
外が苦手な奥様はコテージへチャレンジ!
出典:北軽井沢スウィートグラス
外が苦手な方はキャンプ場にある宿泊施設「コテージ」をお勧めします。虫は入ってきませんし、冷暖房完備、ご飯も外で作って中で食べれます。苦手な外の理由はほぼクリアできます。最初は少しお値段がかかっても気合を入れて綺麗なコテージを選びましょう。
めんどくさい!の奥様はグランピングへ
出典:ツインリンクもてぎ
めんどくさい奥様にはは、グランピングがオススメ。手入れの行き届いたテントという名の宿泊施設、食事も準備され、食事もあり、準備も片付けも不要でキャンプの醍醐味を楽しむことができます。
③美味しいデザートを振舞いましょう
キャンプ料理の買い出しや下準備、調理を奥様に任せるのはやめましょう!当日、家族みんなで買い出しする、下準備が必要な料理にはまずは手を出さない、調理は旦那さんがやるのが基本です。食事の準備に時間をかけすぎるももったいない話。
おすすめは料理は簡単に、デザート追加のメニュー構成。奥様も甘いものには目がないのでは?
キャンプといえばバーベキュー。その締めにデザートがつくとみんな大喜び、マンンリ化しがちのバーベキューがランクアップしますし、「映え」にもしっかり対応。みんなで作れて美味しくて「映え」も合格なバーベキューデザート12選をご紹介します。1.[…]
4.注意!テントタープは必ず試しばりをすること
キャンプが1度きりで終わってしまわないように、これだけは気をつけていただきたいこと。
キャンプでの夫婦喧嘩の一番の原因は準備にあります(僕調べ)。テントを購入、キャンプ場で開封して、説明書とにらめっことなると、ややこしい構造のテントだと本当に日が暮れます。
タープも同様。春から秋の日差しの強い場所ではタープを設営しないと逃げ場がありません。外が苦手な奥様に想定外の紫外線も加わり、「キャンプなんか来るんじゃんかった・・・」となることは必至。
想像できる不安は事前に対処しておきましょう。
5.家族で楽しくキャンプを続ける
さて、いかがでしたでしょうか。
最も大事なのは奥様に「キャンプは楽しい」と感じてもらうことです。キャンプが苦手でも一緒についてきてれている、優しい奥様であることを片時も忘れずに、しっかりおもてなししましょう。
キャンプは楽しいね、ご飯美味しいね、と言ってもらえれば僕らは最高に嬉しい。設営や片付けの疲労なんて吹っ飛びますよね。この言葉をもらうことがキャンプの楽しみになれば、好循環。みんながキャンプを楽しめます!