【キャンプをこれから始める方、キャンプ場のマナーが気になる方】
今空前のキャンプブームとなっています。みんなでキャンプを楽しむためには一人一人がマナーを守ることが大切。悪気はなくてもトラブルになることも。最低限のキャンプマナーをご紹介!これからキャンプを始める方は是非参考にしてください。キャンプ中上級者の方は、ぜひご確認を。
1.キャンプ マナー 焚き火
一番大きなトラブルになる可能性があるのが焚き火です。特に気をつけてほしいことは次の4つです。
- 炭、薪を放置、片付けない
- 場所に注意!お隣のテントに穴を開けない
- 直火禁止のキャンプ場では必ず焚き火台を使用
- 新聞紙、段ボール、ゴミを燃やさない
①炭、薪を放置、片付けない
炭は、土に還りません。
たまに、「炭は土に混ぜると土壌改良になる」という方もいますが、それはきちんと配合された場合。焚き火で出た炭は、必ず指定された場所に捨てるか、持ち帰るようにしてください。
炭を片付ける際も注意が必要。炭を完全に消化するのは思ったより時間がかかります。水をかけるにしてもかなりの量が必要。あと、焚き火台が熱い状態で水をかけると焚き火台が痛みます。
炭の処理には、消壺を使うと安心。お隣のキャンパーさんが消壺を用意されていると、「ベテランさんだから、安心だな」と思います。余った炭を安全に持ち帰り、次回キャンプで使えるので経済的でもあります。
②場所に注意! お隣テントに穴を開けない
出典:https://rapi.naturum.ne.jp/e1702708.html
これも良く聞く話。大きなトラブルに繋がる可能性があるので、絶対に注意してください。
想像よりも、焚き火の火の粉や灰は風に乗って広範囲に飛んでいきます。煙がお隣さんの食卓を直撃、テントに穴を開けてしまう危険性もあります。
- 焚き火の前に、必ず風向きを確認!
- 周囲と十分な距離を確保!
- 風の強い日は、「焚き火断念」の英断!
③直火禁止のキャンプ場では必ず焚き火台を使用
出典:京都新聞
芝生や地面を痛めるため、直火で焚き火を楽しめるキャンプ場は現在とても少ないです。河原で直火している映像を見かけることもありますが、野外での焚き火を禁止している自治体も多く、河原も基本NGです。
直火OKなキャンプ場はとても貴重!マナーを守ってありがたく楽しませていただきましょう!
④新聞紙、段ボール、ゴミを燃やさない
新聞紙やダンボールはよく燃えるんですが、灰が多く出るだけでなく、風で火がついた状態で舞い上がることもあります。これがお隣さんのテントに不時着する可能性もあります。
紙系のゴミが出ることもありますが、これを燃やすのもNG。ついポイっとしてしまいますが、焚き火は焼却炉ではないです。綺麗に燃やしてこその焚き火スト!
2.キャンプ マナー キャンプ場での運転
オートサイトではキャンプ場内でも車を運転しますが、くれぐれも運転は慎重に!
安全第一!
キャンプ場の門をくぐったら最減速!キャンプ場には元気に駆け回る子供もたくさんいます!
大人として浮きたつ心を自制心でビシッと制しましょう!
砂埃、砂利飛び防止
キャンパーさんへ要配慮!食事中に砂埃が立つと良い気分ではありません。砂利飛びは最悪怪我につながります。
車の保護
キャンプ場で車を傷つけてしまう方も多いんです。ロープや絶妙に見えない高さの杭などでサイトが区切られていることがあるので。ロープやら杭やらがあると思って運転してください。
3.キャンプ マナー テントの場所取り
キャンプ場には場所が割り当てられる区画サイト、場所が決まっていないフリーサイトがあります。フリーサイトを利用する際は周囲と均等に距離をとることが大切。焚き火トラブルも距離があれば避けることができます。
場所取りで大切なことはお隣さんに一声挨拶すること。僕は必ず「こんにちは。横にテントをたてていいですか?」と声をかけます。隣の人と一言話をしておくだけで、ずいぶんトラブルは回避できるように思えます。
4.キャンプ マナー テント、サイト設営
出典:https://monorebyu.com/archives/7632.html
キャンプで一番怖いのは風。標高の高いキャンプ場や、高い山の麓にあるようなキャンプ場では急に天候が変わることが多々あります。雨はテントの中に避難で問題ありませんが、一番怖いのは突風が吹くこと。テントやタープが倒壊しているのを何度も見たことがあります。
特に危険なのがタープ。最近のタープは大型化。大型であればあるほど、強い風が吹くと強烈な力がかかります。弱い・短いペグであれば抜けて飛んでいき、その先にあるテントに突き刺さる可能性も。人を傷つける可能性も十分にあることを考えて設営しましょう。
張り縄は全て使用、ペグはしっかりしたものを正しく使う、これだけでも随分違います。キャンパーのレベルはペグを見れば分かるといいます。これは道具へのこだわりだけでなく、周囲に配慮できる人かどうかが分かるという意味だと僕は解釈しています。
ペグは鋳造、長さは30cm以上、特にスノーピークのソリステを強くお勧め。スノーピークのソリステへのこだわりはこちらを。ん?この値段、安くない?と思えます。
✳︎地面によっては鋳造ベグは逆に抜けやすくなります。キャンプ場の地面状態を事前に把握しておきたいですね。
5.キャンプ マナー 音楽
音楽をかけるのは問題ありません。少しだけ音量と時間に注意。この音量と決めたら、周囲を歩きお隣さんにはどうに聞こえるのか確かめてみてください。また、消灯時間が決まっている場合はそこでストップ。音楽の音量や時間が原因でトラブルになるケースも多々あります。そこにいる全員が楽しめるように、大切なのは配慮です。
6.キャンプ マナー 他のサイトに入らない
キャンプ場のサイトは、キャンパーの家であり庭と同じ。なので、他キャンパーのサイト内に入るのは絶対に避けましょう。
テントやタープはたくさんの張り縄で固定されています。夜になると設営した本人でさえつまづくこともしばしば。他の方のサイトであればテントやタープが倒壊、最悪破損して弁償問題になることも。
フリーサイトでもタープ下、テント・椅子の間などを通るのはNG。最近キャンプ場内で盗難も増えてます。あらぬ疑いをかけられてしまうことは避けたいですね。
7.キャンプ マナー 炊事場の使い方
炊事場はみんなが使う場所。自分で出したゴミを流しっぱなしにしないで、しっかり自分で処理しましょう。排水溝がゴミで詰まっていることがとても多いです。
僕は、食べ残しはキッチンペーパーで拭き取ってから洗いに。キッチンペーパーは様々なところで大活躍。数枚と言わず大量に持って行ってください。うちはロールですw
汁物は自立する三角コーナーを使います。これがあるととても楽。最後にキッチンペーパーで一拭き、次の方へバトンタッチです。
8.キャンプ マナー 消灯時間
キャンプ場の消灯時間は必ず守りましょう。灯時間というのはランタンを消していればいいものではありません!その時間になれば静かにしましょうね!という時間。夜は周囲がどんどん静かになるので、声が響きわたります。
消灯時間を設定しているのはファミリー向けキャンプ場が多いです。キャンパーとしてファミリーに優しくありたいものです。(子供さんにキャンプ好きになって欲しいですよね!)
9.キャンプ マナー ゴミの処理
キャンプ場のルールに沿ってしっかり分類。捨てられるものはありがたく捨てる。持ち帰りのキャンプ場では全て持ち帰る。
とこれだけなんですがなかなか守られなていないようで、BBQの網、ガス缶、ひどい時はテントや椅子も捨てられているそう。
特に風が強い翌日に多いそうです。当たり前ですが絶対にやめましょう。これが問題となり、キャンプが中止となった無料キャンプ場もあります。自分たちが楽しむ場所を残すためにも、大人の行動をしたいものですね。
10.キャンプ マナー 自然のこと
まれに、ごくまれにですが、立木をノコギリなどで切断した後を見ることがあります。キャンプは僕達が自然にお邪魔して、楽しむレジャー。自然を傷つける行為は絶対にNG。ハンモックを設営するときはしっかり樹木を養生するなど、自然に対する優しさを持ちたもの。
まとめ
キャンプをする際には必ず心がけたい最低限のものを考えてみました。特に難しいことはなく、周囲、キャンプ場、自然へ3つの配慮があれば大丈夫。
「そんなのお金払ってるし、、、」
「早いものがちでしょ、、、」
と感じる方には、ホテルや旅館を使用されることをお勧め。お金を払った分だけ快適に楽に過ごせると思います。
今、キャンパーのマナーの悪さから、ルールが厳格化されたり無料キャンプ場が閉鎖されたりしています。これからも安全に楽しくキャンプができるように、みんなでマナーをしっかりと守ってキャンプを楽しみ続けたいですね。
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