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「XYLD」は目にする耳にする機会が増えている高配当銘柄!高配当投資をしている、始めたい方へおすすめできる銘柄なのか、同じく高配当銘柄の代名詞QYLDと比較しながら確認XYLDはこれからの高配当投資のスタンダードになる可能性が大いにあります!是非チェックしてください。

何となく投資する対象ではないです。どんな方にお勧めか?を見ていきましょう!
「結局買いか?」を先にお伝えすると、高配当好きな方にはかなり良しだと思っています!
  • 配当が欲しい方には【XYLD】はおすすめ!
  • 資産を大きくしたい人は【S&P500】をメインに!
  • メインではなく、ポートフォリオの一部として組入れるのがベスト

 

比較対象としているNASDAQ100に連動している【QYLD】、こちらで日本一分かりやすく解説してます!

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高配当ETF XYLDとは? FIREの味方?

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XYLDとは、株式投資に興味がある人なら必ずご存知、米国選りすぐりの銘柄で構成されたS&P500指数にカバード・コールという戦略を用いて運用されているETFです。

名称Global X S&P 500 Covered Call ETF
運用会社Global X
準資産額13億5,000万ドル
ベンチマークCBOE S&P500 BuyWrite Index
経費率0.60%
配当利回り11.95%

出典:globalxetfs.com  2022/4/1時点

 

XYLDの特徴1 圧倒的高配当!

XYLDの運用会社は同じく話題の高配当銘柄「QYLD」も取り扱うグローバルX社。経費率は0.60%とちょっと高めですが、日本株でも米国株でもあり得ないレベルの配当利回りを実現!

経費率はちょっと高め…
yomoyan
米国高配当ETFの代表格、SPYDの配当利回りは約5%、VYMが約3%。XYLDの配当利回りは圧倒的!

 

 

XYLDの特徴2 安定のS&P500に連動!

「XYLD」は、現在の株式投資ブームの代名詞安定成長のS&P500指数をベースにしています。これからも安定成長が見込める米国の優良企業500社が投資のベースなので、安心できますね。

 

XYLDの特徴3 純資産が成長! 注目度高まってます!

ETFの安心度を示す指標の1つに、総資産額があります。お金をたくさん集めることができるETFであればあるほど多くの人の理解、期待を集めているということです。

yomoyan
純資産額では総額よりも増加しているかが重要!XYLDは絶好調に増えております!
2021年9月30日2022年4月1日
純資産622億円1,654億円

2021年9月30日に622億円だった総資産額は、2022年4月1日現在1,654億円に増加してます。

 

XYLDの肝 カバードコール戦略とは?

XYLDはQYLDと同じ「カバード・コール」という戦略を用いて運用されています。この記事を読まれている方は、既にカバードコール戦略をご存知の方が大半だと思いますので、簡単に説明します。

仕組みをしっかり理解したい方、QYLDとともにカバード・コール戦略も日本一分かりやすく解説しています!
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①S&P500の銘柄を購入

まずは、S&P500銘柄を購入して、1ヶ月後に現在の価格で購入できる権利を投資家へ販売します。
  1. S&P500指数の銘柄を100万円購入
  2. 1ヶ月後このファンドを100万円で買える予約権を、3万円で販売
次にS&P500指数が値上がり、値下がりした場合を見ていきましょう。

②S&P500が130万円に値上がりした場合

通常ならXYLD側は、100万円で仕入れたものを市場で130万円で売却、30万円の利益になるはずでした。しかし既に100万円で購入できる権利を投資家へ3万円で売却しています。

この場合、購入者は必ず権利を行使します。130万円かかるものが100万円で買えますからね。XYLD側は130万円で販売しないといけません。

XYLD側:100万円投資、3万円利益を得る。⇨3万円の利益。

 

③S&P500指数が90万円に値下がりした場合

この場合、契約した相手は絶対に権利を行使しません。市場で買えば90万円で買えますから。従ってファンドは売れず、価格が下落したファンドは手元に残ります。。

XYLD側:100万円投資、3万円利益を得て、元本は90万円に減少。⇨7万円の減益。

 

④要するに?

はい、まとめます!

とても簡単に言うと、XYLDはVOOなどS&P500指数に連動するETFを買うのと比べ、勝つ時も負ける時もマイルドになります。そして、一番重要なことは、勝とうが負けようが手数料の3万円は必ず手元に残る。それがXYLD最大の魅力である分配金の原資となっています。

XYLDとQYLD 違いは?

XYLDもQYLDもグローバルX社がカバード・コールという同じ戦略を用いて運用。最大の違いはベンチマークしている指標がS&P500か、NASDAQ100かの違いです。

ざっくりと違いを見ると、こんな感じです。

XYLDQYLD
ベンチマークCBOE S&P500 BuyWrite IndexNASDAQ100
株価少しずつ下がってきた少しずつ上がってきた
配当11%超9%超

✴︎2022年4月現在

S&P500か、NASDAQ100か。どっちも優秀だから迷うね…
yomoyan
どちらも揃って上がったり下がったりとほぼ同じ動き。

 

XYLD 値動きは? トータルリターンは?

XYLD QYLD 株価比較

株価の推移をXYLDとQYLDで比較します。青がXYLDで、オレンジがQYLD。株価で比べるとXYLDがQYLDの倍以上の値がついていますが、ここでの注目は値動き。コロナの影響でドーンと下がりまして、XYLDは微増傾向、QYLDは横ばいか微減傾向
株価がマイナスしないのは嬉しい!ですが、XYLDの肝は配当金ですね。

XYLD 配当金

XYLDの最大の魅力は配当金。2013年の設定以来の配当金を確認していきましょう。
ざっくり言うと、QYLDの次に高配当!って感じです。
年間配当金(1株当たり)利回り(年末時)前年比
2021$4.58359.35%39.33%
2020$3.28977.61%18.00%
2019$2.78796.36%-11.62%
2018$3.15458.71%21.16%
2017$2.60366.75%76.90%
2016$1.47184.45%-27.70%
2015$2.03566.62%7.51%
2014$1.89336.19%72.32%
2013$1.09873.87%
高配当銘柄としては文句なく合格ですが、QYLDには及びません。
yomoyan
2021年年末QYLD利回りは13.24%。こっちが凄すぎなんですけどね…

XYLD トータルリターン

で、結局どうなの?
結局のところどうなのか、トータルリターンを見ていきます。
【XYLDトータルリターン 2022年3月31日時点】
XYLD1年3年5年設定来
トータルリターン14.10%9.99%8.70%8.82%

出典: globalxetfs.com/funds/xyld   

1年だと14%超え、設定来だと約9%となります。ご想像の通り、リターンの大半は配当金で出ているんだろうなと思います。

株投資の目的がキャッシュフローを増やしたい方には、有力な投資候補!

XYLD メリットとデメリットの整理

さっくり、XYLDのメリットとデメリットをまとめました。

おまとめ版ですよ

XYLD メリット

まずはメリットから!

毎月分配で高配当!

文句なく、XYLDの最大の魅力。キャッシュフローを増やしたい方にとって検討の価値は大いにあり
yomoyan
FIREを目指す、高配当投資好きな方のポートフォリオの一部として組み込むには、とてもあり!

最強指数S&P500と連動!

投資先は、現状世界最高にして最強の指数S&P500です。安心感が違います

値動きが安定!

カバード・コール戦略で、値動きの幅が小さい。連動しているS&P500よりも値動きがマイルドになります。

yomoyan
高配当でも株価が下がれば配当金は減少!高配当派の方に取って「株価の安定」は重要!

 

XYLD デメリット

購入を検討するのであれば、デメリットの確認は重要。必ずチェックしてください。

値上がりが期待できない

高配当、分配金をもらう銘柄。値上がり、キャピタルゲインを期待するものではありません。

配当金が減らないために、微増、現状維持でOKで心地よい方は問題なし!

分かりづらい

「カバード・コール戦略」がとにかく分かりづらいです。「分からないものには投資しない」が投資の原則だとすれば、好き嫌いがでちゃう銘柄かもしれません。

全て理解するのは難しいですが、肝となる部分を理解するのはそれほど難しくありません。こちらをご覧いただければ肝の部分をスパッとご理解いただけると思います。

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yomoyan
日本一分かりやすく解説しております!

資産拡大期にはS&P500指数(VOOとか)に投資の方がいい

ここまでお読みいただいた方には、特にご説明も不要ですよね。S&P500の代表的ETFである VOOを購入した場合と比較すると、資産拡大期には向きません。

yomoyan
これから増やすぞー!の方はS&P500連動指数ETF。配当金が好みの方はXYLD!

 

XYLD まとめ

では、まとめです。まずは簡単にXYLDの特徴です。

  • 今や投資のド本命!S&P500指数に投資!の安心感!
  • 毎月分配型で超高配当利回り!
  • 株価の値上がりは期待できない…
  • 仕組みが分かりづらい…

まず、資産を拡大したい方には最適な投資先ではありません。一方で株式投資の目的がキャッシュフローを増やすことであれば、とても魅力的な投資先になります。ただ癖のある銘柄であることは間違いないです。今の配当利回りでは物足りない、一度XYLDへの投資を検討してください。

yomoyan
個人的には、XYLDとQYLDはポートフォリオに組み込みんでます、

 

 

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