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米国高配当ETF 永久保有したい おすすめ3銘柄! VYM SPYD HDVどれがいい? メリットとデメリットも!

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資産運用の対象となる金融商品には様々な種類がありますが、根強い人気なのが米国高配当ETF。「資産拡大ならインデックス投資!」と言われますが、配当金が生み出す安定したキャッシュフローはとてもつもなく魅力的。

yomoyan
いわゆる『金のなる木』です。

今回は、米国株式市場に上場しており高配当が期待できる投資信託(米国高配当ETF)でどれが良いのか?特におすすめ3銘柄VYM、SPYD、HDVを比較しつつどの銘柄がオススメなのかをご紹介します!

 

 

1.やはり米国なのか?

最近、苦戦してるけど大丈夫?
yomoyan
可能性で考えると、米国はやはり安心!
時代時代で米国、日本、新興国やらやらの強い弱いはこれまでもありました。その流れの先手を打ち続けるのがベストですが、なかなか難しい。誰にも先が読めない中で、最も楽に簡単にと考えるとやはり米国が強いです!

①国の成長性が、やっぱりすごい!

高配当株投資は長期戦。短期での勝ち負けはあると思いますが、例えば少子高齢化で人口減の日本よりも、今後も人口増が見込まれる米国の方が、経済拡大の期待は大きいです。単純には言えませんが、人口が増えると経済規模は大きくなるのが普通です。
日本企業は世界で活躍!小さく考えちゃダメじゃない?
yomoyan
アメリカ企業の方が断然グローバルですよ!

②株の成長性が、やっぱりすごい!

こちらのグラフは、S&P500(青)と日経225(黄色)を比較したものです(ぼやぼやですみません)。1990年1月から2023年2月までを切り取ったものですが、日本と比べると圧倒的に青、米国S&P500が強いです。日本がマイナスであるのに対し、S&P500は11倍に成長!

yomoyan
1990年起点なので日本に不利な比較ですが、長期で見るほどこの関係は変わりません。

 

③稼ぐ力が、やっぱりすごい!

出典:JPモルガン

こちらはアメリカの1株あたり純利益と株価の推移を示すものです。綺麗な右肩上がりで、順調に稼ぐ力が増えています。株価が上がるのは当然だと思えますよね。米国株人気の根本は米国企業の稼ぐ力が順調に伸びていること。それに比例して株価が上がっているといえます。

 

 

2.米国高配当ETF メリット・デメリット

米国高配当ETFとはアメリカの高配当が期待出来る上場投資信託。投資信託と同じく幅広い銘柄への分散効果が得られ、株と同じようにリアルタイムでの売買が可能な出来るヤツ。

もちろん日本には日本株に連動した同様の投資信託がありますので、米国高配当が本当に良いのか、メリットとデメリットを確認します。

 

 

米国高配当ETF メリット

  • 運用コストがとても安い
  • 外貨で投資できる
  • 安定した配当が期待出来る

運用コストがとても安い

ETFは保有時に信託報酬というコストがかかりますが、この後ご紹介する米国高配当ETFは信託報酬、運用コストがとんでもなく安いです。高配当ETFは3〜5%の配当利回りを狙うもの。運用コストが1%、2%かかると、それで利益が飛んでしまいます。運用手数料の低いものを選ぶことがとても重要。

ファンド種類信託報酬(運用コスト)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)投資信託0.0968%
バンガード・S&P500 ETF(VOO)ETF0.03%

上記は、S&P500に連動する投資信託とETFを比較したもの。圧倒的にETFが安くなります。

eMAXIS Slimは運用コストが安いことで大人気なのですが、この差が出ます!
yomoyan
100万円預けて、年間コストは300円しかかかりません!

外貨で投資できる

米国ETFは、直接外貨(米ドル)で購入することも可能。近年は円の価値に不安もあり、外貨を保有して通貨を分散させることはリスク分散の意味でも重要外貨建ての米国株ETFに投資すれば、投資をした分だけ外貨建ての資産を保有することができます。

安定した配当が期待できる

米国高配当ETFは成熟した安定企業中心の構成で、安定して高い配当をを受け取れる可能性が高いです。米国株は日本株に比べて配当金利回りが高い企業が多く、日本株ETFよりも高い配当金を安定して受け取れる期待が大きくなります。

 

 

米国高配当ETF デメリット

  • 売買益(キャピタルゲイン)を得にくい
  • 配当金に米国課税が追加され、日本と二重になる
  • 配当金が減配される可能性もある

売買益(キャピタルゲイン)を得にくい

高配当ETFは高い配当を受け取ることが目的。個別銘柄に比べて大きな価格上昇は狙いにくいです。大きな売却益でドンと稼ぎたい方にはデメリットですね。

ただし、これまで米国株は日本株に比べ大きく上昇しており、ETFの価格も大きく上昇しているものが多数。個別銘柄に比べると見劣りしますが、売却益を狙えないわけではないですよ。

yomoyan
大成長する個別株を見つけられるなら、そこに投資が一番ですけどね。

配当金に米国課税が追加され、日本と二重になる

米国ETFから受け取る配当金には、まず米国現地で10%の税金、さらに日本で20.315%が課税されます。つまり、米国と日本で2段階で約30%も課税されてしまうことになります

いくら配当が高くても30%も課税されたら…。
yomoyan
「外国税額控除制度」という制度があり、確定申告で米国に支払った10%の税金は戻ってきます。

配当金が減配される可能性

株界隈では当たり前のことですが、企業業績により減配となる可能性があります。ただし、ETFは複数銘柄に分散投資されているので、個別銘柄に投資している場合ほど大きな影響はありません。

 

 

おすすめ米国高配当ETF VYM SPYD HDV ざっくり比較

米国高配当おすすめ3銘柄としてVYM、SPYD、HDVをまずはザクッと比較します。いずれも超巨大運用会社が、とんでもない低コストで提供しているETF。世界中で人気があり純資産も巨大です。

VYMSPYDHDV
運用会社バンガードステート・ストリートブラックロック
設定日2006年11月10日2015年10月21日2011年3月29日
ベンチマーク指標FTSE高配当利回りS&P500高配当指数モーニングスター配当フォーカス
経費率0.06%0.07%0.08%
配当利回り3.61%5.00%4.49%
構成銘柄数(変動有)4078075
セクター

✳︎23年2月現在

・情報技術 約27%
・金融 約21%
・ヘルスケア 約14%
・不動産 約22%
・金融 約20%
・公共事業 約12%
・エネルギー 約26%
・ヘルスケア 約23%
・情報技術 約12%
純資産総額(ドル)約500億約78億約116億
2022年末価格(ドル)108.539.6104.2
経費率の低さに注目!100万円預けて、お支払いする経費は年間600円〜800円程度!
yomoyan
いずれも大人気ETF。次に、特徴を確認していきましょう。

 VYM SPYD HDV 特徴比較

どれも良いのは分かるけど、どんな違いがあるの?
yomoyan
まずは、それぞれの特徴をさっとご紹介します。

VYMの特徴

  • 配当利回りは3%前後と、他に比べてやや低い
  • 400以上の銘柄に分散投資。分散投資効果で下落に強い
  • 高配当ETFでありながら、値上がり益も期待できる
VYMは純資産総額が500億米ドルを超える規模の大きさ日本でも数ある米国ETFの中で第4位の人気っぷり(SBI証券)!人気の秘密は下落時に強い安定性と、高配当でありながら値上がりにも期待できるところ!
運用は、世界第2位の資産運用会社バンガード。バンガードの運用資産総額は約8.5兆億米ドル(2021年12月)というとんでもない数字。この規模が経費の安さとどんな局面でも利益は最大に、損失は最小に運用してくれる安心感につながっています。
コロナショックで2020年3月には60ドル中盤まで下がったものの、2022年末には108ドルを上回るほどの成長!

 

SPYDの特徴

  • 今回おすすめ3銘柄で、配当利回りが最も高い傾向
  • 米国ETF、日本での人気No.1銘柄(SBI証券2022年)
  • 不動産、金融セクターの構成が大きい

SPYDは、日本でも大人気の米国ETF。配当利回りを最重視した構成で、配当利回りが高い不動産や金融セクターを多く含むのが特徴。運用は、ステート・ストリート社。世界第3位の資産運用会社です。運用資産は4.1兆億米ドル超、とんでもない数字。

yomoyan
不動産や金融は景気変動の影響を受けたやすいので、価格が変動しやい傾向。

 

HDVの特徴

  • 配当利回りの高さに加えて、財務健全性を重視した銘柄を選定
  • 配当利回りは、VYMより高くSPYDより抑えめな傾向
  • 値上がりは、SPYDより高くVYMより抑えめな傾向
HDVの特徴は配当利回りの高さに加えて、財務の健全性の高さや持続的に配当を支払う能力を重視して銘柄が選定されている点構成銘柄に「エネルギー」が多く組み込まれています。
運用会社は、世界最大の資産運用会社ブラックロック。ブラックロックが運用している運用資産は10兆億米ドル超(2021年12月)。任せて安心、経費は格安です。
yomoyan
コロナでの下落幅も比較的小さかったですね。近年の資源高もしっかり取込み。

 

 

VYM SPYD HDV セクター構成の比較

どんな業界の組入銘柄の構成が大きいのかを確認します。
組入銘柄、セクター構成はそれぞれの考え方を反映していて面白いです。
VYMSPYDHDV
金融 21%不動産 22%エネルギー 26%
ヘルスケア 14%金融 20%ヘルスケア 23%
生活必需品 12%公共事業 12%情報技術 12%
エネルギー 11%一般消費材 10%通信 10%
資本財 10%生活必需品 8%生活必需品 10%

✳︎2023年2月現在 小数点第一位を四捨五入

VYMは高い配当利回りの大型株を中心に構成されていて、REITは含まれていません。一方配当を重視するSPYDは不動産が多く含まれます。HDVはエネルギーの割合が大きく、近年はその恩恵を受け株価も伸ばしています。

 

 

VYM SPYD HDV 配当利回り

高配当ETFを購入される方は、より高い配当金を得ることを目的としているはず。銘柄選定で「配当利回り」を重視されているかと思います。3銘柄の配当利回りを確認しておきましょう。

VYMSPYDHDV
2018年3.09%4.32%3.43%
2019年3.64%5.13%3.80%
2020年3.10%4.14%3.64%
2021年3.38%4.70%4.00%
2022年3.61%5.05%4.47%

いずれも3%以上の配当利回りがあり、安心。それぞれの考え方から、SPYDの配当利回りが一番高く、VYMが低いのは基本的に変わらずです。

ん?この配当利回りなら、日本にももっと良い銘柄があるのでは?
yomoyan
配当利回りと株価値上がりのトータルリターンに、未来の安心感も加味して考えると米国は強いです。

 

 

VYM SPYD HDV チャート比較

配当金がいくら多くても、株価そのものがドカッと値下がりしてはトータルでマイナスしちゃいます。2018年から5年の株価チャートを確認します。

yomoyan
株価比較は、切り取り期間が重要になります。今回は単純に直近5年。大きな下落もあったので、今後の参考になる期間です。

5年前を起点にした場合、伸び率で上から順にVYM、HDV、SPYDです。コロナショックを挟みながら、5年でみると揃って上昇。これに加えて配当あり。中長期での安定感、頼りになるヤツらです。

今回の値下がり、値上がり局面はVYMが安定してましたね。

 

VYM SPYD HDV トータルリターン

次、一番大事なところへ!

続いて、配当と株価の値上がりを含めたトータルリターンで比較。「で、結局どれが一番儲かんねん!!」というやつです。

期間により多少のデコボコはありますが、3銘柄ともそれほど大きな違いはありませんね。コロナショックを挟んだ中期でもしっかりとプラス、安心感あります。

期間VYMSPYDHDV
3ヶ月-3.10%-1.36%-4.15%
3年12.38%10.69%10.19%
5年8.59%7.36%7.51%

✳︎2023年3月現在

 

 

米国高配当ETF 結局どれ?

では3銘柄のうち、投資するにはどれが良いのか?

一番の答えは3つ買うことだと思います。無理に1つに絞ることはないですね。いずれも間違いない銘柄であることは、これまでの実績と人気で十分証明されています。

株価の値上がりも期待出来るVYMか、配当を最大化するSPYDか、安定のHDVか。どれかに絞るよりも一度やってみて、自分にとってより心地良い買い方になるように、投資バランスを変えていけばいいかなと思います。是非是非、チェックしてください。

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