サウナは全ての健康法の中で最も効率的に、瞬時に脳と体を「整える」ことができます。
近年、サウナに入ることでビジネスパフォーマンスが向上することが、なんと医学的に証明され始めています!その効果はビジネスだけに留まらず、美肌効果や痩せやすい体質になるなど美容にも効果絶大!女性のサウナ愛好家(サウナー)もどんどん増加しています。
しかしながら、まだまだ多くの方はサウナのとてつもない効果をご存知ないと思います。そして、危険なサウナの入り方をしている方も多いのも事実。
本書は、サウナーで医者である筆者加藤さんが医学的視点からサウナの驚くべき効果や「ととのう」メカニズム、何よりサウナを楽しむ方法を分かりやすく紹介してくれる、まさにサウナの教科書。日常にサウナを取り入れて充実した毎日を送っていきましょう!
この本は、こんな方に特にオススメ。
- サウナ大好きサウナーエリート、そしてビギナーの方
- 脳と体を整えて、さらにパフォーマンスを上げたい方
- サウナで美しくなりたい方
- サウナの良さがいまいち良く分からない方
1.サウナのメリット 何がいい?
筆者がサウナをお勧めする最大の理由は、数ある健康法の中でサウナが最も効率的に、瞬時に脳と体を整えることができるからです。
①頭の疲れが取れる
現代人は常に脳をフル回転させていて、常に疲れている状態です。特に忙しいビジネスマンは休みの日でもつい仕事のことを考えている方も多いと思います。忙しすぎてイライラ、仕事が気になりリラックスできない方もいるのではないでしょうか。
脳は「考える」ことで疲労します。仕事のことを考えなくても「今日のお昼はラーメンかカレーどっちにしようかなー?」とか、「あのスニカーやっぱり買うかなー」とか、どうでもいいことを絶えず考え続け、絶えず疲労状態になっているんです。
なら脳を休めないと!となるんですが、脳をオフにして休めてあげることはとても難しいことなんです。
しかしながら、サウナであれば何の努力もせずサウナに入るだけで自動的に思考をオフにすることができます。
なぜなら、サウナは約100度の超高温。人間にとって危機的状況となり、脳が余計なことを考えるのをストップするためです。
②リラックス効果
サウナにはリラックス効果があり、ネガティブな気持ちが穏やかになります。こちらも実際にサウナによく入る人は精神疾患が減少したという調査結果があります。心配なことが続くようでしたら、サウナに入り心を整えることもオススメです。
サウナがリラックスにつながる理由は脳からアルファ波が出るからです。アルファ波はリラックスして集中している時の脳波です。例えばゲームをしていて気がついたら2時間経っていた!なんてとき。集中しながらリラックスしていますよね。
サウナに入ると、このリラックスしているが集中している状態に強制的に入っていけます。
③快眠
サウナに入った日は、深くぐっすりと眠ることができます。実際に、サウナに入ることで75%の人の睡眠の質が改善したという報告があります。
サウナや水風呂の非日常的な危機的状況を体験することで、脳が「ものすごく疲れた、体を休めなければ」と体にサインを送ります。そのため運動してヘトヘトになった日のようにぐっすりと眠ることができると、著者は考えられています。
実際に著者が被験者となり睡眠を比較すると、サウナに入った日は入らない日と比べて深い睡眠の時間が約2倍になるという事実もわかりました。この「睡眠の質を上げる」ということは、とても重要なことです。サウナに入るだけでこれが得られるのです!
④疲労回復、美肌効果
サウナに入ったら疲れが取れる!よく聞く話だと思いますが、その理由は体温上昇により血流が増加し新陳代謝が促進されるからです。
そして、サウナには美肌効果もあります。肌がキレイになるのは新陳代謝効果に加えて、ヒートショックプロテインが出るためです。ヒートショックプロテインとは名前の通りタンパク質なのでですが、熱の刺激を受けると細胞修復効果は発揮します。サウナはお風呂と違い顔まで熱々なので、顔の肌も綺麗に「ととのう」わけです。
2.効果的なサウナの入り方
サウナの効果を最大にするためには作法があります。ここからはその作法について確認します。
①鉄のルール サウナ→水風呂→外気浴
サウナに入る際は、サウナ→水風呂→外気浴までを1セットとして考えていきましょう。外気浴とは露天風呂など外に置いてある椅子などにドカッと座りリラックスすることです。
②サウナの入り方
では、続いてサウナの入り方です。
温度
サウナの温度はできるだけ高い方がいいです。その方が体を極限状態に追い込めるからです。危機的状況に追い込むことで疲労回復や集中力が生まれます。できる範囲で高い温度を選びましょう。
座る場所
こちらもより高温度を追求するため、高い場所がベストとされています。
最上段は、常連さんが陣取っています。周囲に目を配り、状況を把握しながら「上」を目指しましょうw
体制
あぐらがベスト。1段あたり10度温度が違うとされています。椅子のように足を下段に下ろすと上半身と温度差が大きくなります。なるべく全身の温度差をなくしましょう。
時間
大体5分が目安。脈拍が測れるのであれば平常時の2倍になったらサウナを出ましょう。測るのが難しければ5分が目安です。
3.水風呂の入り方
サウナを出たら、必ず水風呂に入ります。苦手な方もおられると思いますが、心と体のパフォーマンスを上げるためには必ず入っていきましょう。
①重要事項
慣れないうちは、いきなり入ると危険です。まずは水シャワーで体を慣らしてからにしましょう。
水風呂に入るときは、息を吸って大きく息を吐きながら入ります。息を止めて入ると心臓に負担がかかってしまいます。心臓バクバクの原因になります。そのまま肩まですっぽりと入ります。
時間は大体1分程度。息がスースーして脈拍が平常に戻ったら出ます。
4.外気浴
続いて外気浴です。体の水をさっと拭き、速やかに外気浴に移行しましょう。我慢からリラックスへ転換です。
①効果最大の入り方
姿勢は横になるのがベスト。とにかくリラックスを。
時間は5分から10分程度、足が少し冷たくなる頃が頃合いです。
最高の集中力を手に入れるためには、水風呂から外気浴までを速やかに行うことです。サウナ、水風呂で危機的状況に追い込み、一気にリラックに持って行くことで、効果が最大化されます。
5.まとめ
今回は、「医者が教えるサウナの教科書」まさにサウナの教科書を要約してお伝えしました。最後にサウナの効果をまとめて終わります。皆さんサウナへ急ぎましょう!
- 脳の疲れが取れて、集中力が増す
- リラックスでき、メンタルが安定する
- 睡眠の質が驚くほど向上する
- 疲労が回復し、美肌になる
- 作法がある「サウナ→水風呂→外気浴」
こちらの本も面白いです。ぜひご覧ください。未来はなかなかに楽しみです!
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