大好きなキャンプのこと、気になることについて書いています。

僕はサーカスTCを使って4年目(2021年現在)。サーカスTCは冬も夏もお勧めできる、魅力あふれる傑作テント。この凄さ、購入を迷っておられる方がいれば、強く強く購入をお勧めします!サーカスTC購入以降、いくつもテントを買い足しましたが、今でも最愛テントはサーカスTC。発売から何年経っても色褪せないサーカスTCの凄さ、魅力をお伝えします。

出典: campic.net/31153

 

1.サーカスTCとは?

2016年6月、Wild-1オリジナルブランド「tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)」から発売。即日完売になったことで大きな話題に。2018年頃はYouTubeで「購入するまで1年半かかった」「やっと買えたー」の動画が頻出。とにかく話題が絶えませんでした。今では進化形のサーカスTC DXがレギュラー商品に。元祖であるサーカスTCは年に数回発売されるスポット商品となりましたが、人気は依然衰えず。今でもプレミア価格で売買されています。

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プレミア価格になっていることも。購入前に販売価格は確認してください。

 

①基本スペック

商品名サーカスTC
メーカーtent-Mark DESIGNS
素材撥水加工済みTC
サイズ420×442×280(高)cm
重量(約)11kg
価格税込34,980円

ここで重要なのは価格。現在価格が適正か、まず確認してください。

 

 

②特徴

サーカスTCの大きな特徴は、TC素材、フロアレス(床がない屋根と壁だけのテント)、ワンポールの3つでしょう。今となっては珍しくない仕様ですが、これをメジャーにしたのがサーカスTCです。

出典: テンマクデザインHP

  • テトロン(=ポリエステル)とコットン、もしくはテクニカルコットンの略
  • 綿とポリエステルの混紡(ミックス)素材
  • コットンは風合いが良く耐久性のある素材、ポリエステルは軽量で防水性の高い素材
  • TC素材は2つの素材の良いとこ取り。風合いが良く、火の粉に強く、コットンより軽い

 

 

2.サーカスTCアレンジ! タープいらずの張り方でクセになる簡単さ!

無骨なワンポールテントサーカスTCには、実は様々な「張り方」のバリエーションがあります。スーパー○○○人、のように進化するスーパーサーカスTCをまずはご紹介していきます。

 

①サーカスTC ノーマル

出典: テンマクデザインHP

こちらがスタンダードの形です。スカートが付いて、テント上部に大型のベンチレーター。何よりもカッコいいのがサーカスTCです。こちらが綺麗に設営した形。

 

 

②スーパーサーカスTC ポール1本

サーカスTCをスーパーにしていきます。まずは、バージョン1。ポールを1本いれて日よけとプライバシー感を出していきます。これだけでも前がドンと開けるので開放感がでますが、太陽が真上に近い場所にある場合はタープとして機能しません。

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夏以外は正午付近でも太陽の位置が低く、意外と影ができます。

③スーパーサーカスTC2 ポール2本3面残し

スーバーサーカスTCからポールを1本足したのがスーパーサーカスTC2です。これは、頭上とサイド1面を守ってくれます。こうなると完全にタープ代わりになります。言うまでもありませんが、タープを張るより圧倒的に楽です。TC素材でしっかりと濃い影ができます。

別角度から見たらこうなります(ダルダル恥ずかしい)。バレエしてるみたいだな、、、といつも思っていますw

 

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個人的にはこの張り方が一番好きです!

 

 

④スーパーサーカスTC3 ポール3本2面残し

スーパーサーカスTCの最終形態バージョン3、2面残し張りです。こうなるとタープが不要と言うより、タープですw。撮影時が曇りで影の状態を確認いただけないのですが、濃くて広い影ができるので夏場でも快適。ソロキャンプのタープとしては贅沢な広さになると思います。

ただし、欠点が2つ。プライベート感が一気になくなること、風に弱いこと。強風の日やいきなり突風が吹くようなキャンプ場ではスーパーサーカスTC3は避けた方が無難ですね。

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影の濃さと広さは一度体験いただきたいです!

 

 

3.サーカスTCのおすすめポイント!

様々なバリエーションが楽しめるサーカスTC、それ以外のおすすめポイントをご紹介します。

 

 

①見た目のカッコよさ!

出典:campic.net/31153

発売当時はTC素材のテントはまだまだ普及してなかったので、この風合いの良さにたまげたものです。

2800mmある高さもインパクトがあり存在感抜群。フロアレスが無骨さとこなれ感を醸してくれます。今の流行りを作ったオリジナル感もたまりません。

 

 

②設営、撤収の楽さ!

ワンポールテントなので、とても設営が簡単。設営ガイドに沿って5箇所ペグダウンして、幕を引っ掛け、センターポールを立てればすぐに立ち上がります。慣れるとゆっくりやって15分で設営完了です。

 

③最高のサイズ感! ソロ、デュオからファミーまで

ソロから2人のデュオ、ファミリーまで絶妙のサイズ感なのがサーカスTCです。ソロはすでに既出なので省略。デュオ、ファミリーの写真をみてください。

デュオ

出典: テンマクデザインHP

2つコットを入れた際のサイズ感です。中央にスペースがまだまだありますので、テーブルを入れてストーブを入れてお籠もりキャンプも十分楽しめますね。

ファミリー

出典:テンマクデザインHP

こちらではお子さんの寝場所がありませんね。我が家は3人家族プラス犬の構成でサーカスTCでキャンプをしています。ポールを挟んで片側にローコットを2台で2人、もう片側はマットで1名と犬で寝ていました。ストーブも入れてます。広くはないですが十分楽しく過ごせます。

 

 

④コスパ!

この特徴を備えて価格3万円台は安すぎます!今でこそこのサーカスTCオマージュテントが近い、もしくはちょっと安いものも発売されていますが、所有欲の満足度がまるで違うでしょう。

繰り返しになりますが、定価は税込34,980円です。購入前に価格をチェックしてからの購入をおすすめします。

 

 

4.サーカスTC 冬キャンプに最適

特徴の一つであるTC素材は、「夏は木陰のように涼しく、冬は暖気を逃さない」という特徴、さらに冬キャンプの大敵である結露を大幅に軽減するという特徴があります。

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テント内でストーブを使っていてもテント内に結露が落ちてきたことはないです。

加えて、冬キャンプには必ず欲しい機能スカート付き。テント下部から入り込む冷気もシッカリ軽減。

ダブルジッッパーで薪ストーブの煙突を出しやすい構造なのも、妄想が膨らみますねw。

 

こちらでは冬キャンプにおすすめのソロテント5選!をご紹介。

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5.サーカスTCのデメリット

雨に弱い

最大のデメリットはここでしょう。TC素材はコットンを含んでいるため、ポリエステルと比べると乾き辛いです。濡れたままにしておくとカビが生えやすいので気を使います。

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撤収日が雨予報だと使わないようにしています。

急な雨で濡れてしまった場合、通常ソロテントと違い大きいので乾かすのが大変です。

 

インナーテントがない

夏に使う際は虫、蚊がいるのでなかなかそのままでは使えません。ただ、タープいらずで影が濃いという大きなメリットがあるので、間違いなく夏場も使用したくなります。というよりこの快適さを知ってしまうと1年中なるべく使いたくなりますw。夏場はインナーテントをインストールしたカンガルースタイルで挑むのがオススメです。

出典: アマゾン

こちらは、テンマクデザインさんが発売しているオフィシャルインナーテントです。

 

 

6.サーカスTCシリーズ! 進化系 ビッグサイズ

サーカスTCは様々な進化系、サイズ違いが発売されていていずれも大人気です。今回はその中から代表的な3モデルをご紹介します。

サーカスTC DX

出典: テンマクデザインHP

サーカスTCに収納可能なサイドフラップがついたモデル。サイドフラップを張り出すことでタープのように使用できます。ポール付きなので追加で準備するものはありません。先にご紹介した「スーパーサーカスTC2、3」でもタープ兼用のセッティングができますので、お好みで選んでください。

サイズ 420×442×280(高)cm
重さ約 12.3kg(ポール等含む)
価格43,780円(税込)

こちらも定価で買うのが難しい超人気商品。お値段はこまめにチェックしてください。

色違いもあります。過去、限定販売の色(ソルムコラボバージョンもありました。
(こちらも即完売、プレミアか価格となりました)
カラー違いもあります。こちらは、アーミーテイストのダックグリーン

サーカスTC BIG

出典: テンマクデザインHP

サーカスTCを大きくした、人数が増えても快適に使えるビッグサイズです。初めて見たときは高さ350cmのでかさにびっくりしました。下部に大きなベンチレーションを備えていて、夏でも涼しく使えます。

サイズ520×520×350(高さ)cm
重さ15.3kg(ポール等含む)
価格54,780円(税込)

こちらも価格は要チェック。


 

サーカスST

出典: テンマクデザインHP

2020年に発売されたポリエステル100%モデル。軽量でお求めやすい値段設定。雨にも強いです。

サーカスはTC素材の良さを十二分に活かした事で、ここまで人気のテントとなっています。ポリエステル100%の商品の受入性がどうなのか、ここは気になるところです。

サイズ 420×442×280(高)cm
重さ約 8.4kg(ポール等含む)
価格26,400円(税込)

 

 

7.まとめ

今でも大人気のサーカス、その人気の理由を今更ながらレビューしてみました。

タープいらずの設営ができ、夏は涼しく冬の装備も十分に備えているオールシーズン使用可能。そしてなによりカッコいい。なかなか在庫が充足しないので、購入できるタイミングがあれば、迷わず購入をお勧めします。リセールバリューも高く、買って後悔はしないテントだと思っています。

 

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