パップテントを一躍メジャーにしたバンドックのソロベース。カッコ良さはそのままにスカート、サイドウォールがついて冬も使えるオールシーズンテントが「バンドックソロベースEX」。今回は、ソロベースEXのカッコ良さ、メリットとデメリットを改めて確認していきます。間違いなく、購入すれば1年中幸せになれるソロテントの傑作です。
出典: アマゾン
1.パップテントとは?
ソロキャンプがブームになって、ブッシュクラフトやミニマムキャンプを好む「通」にはメジャーだったパップテント。我らが師匠ヒロシさんがYouTubeで紹介して、一気にメジャーになりました。
パップテントとは、様々な国の軍隊で使用されていたテントのこと。軍幕とも呼ばれます。名前の由来は諸説ありますが、手軽さ・コンパクトさを犬小屋に例え、「Pup Tent(子犬のテント)」と呼んだことが始まりと言われています。ミリタリー調の色合いが主流。
特定の国のテントを指すわけではありません。1番メジャーな米軍テントがパップテントと呼ばれていることから、他国の軍物も含めてパップテントといいうのが通り名になりました。
軍使用品は数が少なく高価。基本中古なので状態の悪いものもあるのが常識。なかなか手を出し辛いテントでした。
冬用ソロテントを選ぶ際は、慎重に確認したいポイントがあります。そのポイントさえ押さえれば冬でもキャンプを十分楽しめます。大事なのは冬場の使用を想定してテントを準備すること。冬使用できるテントは夏も使えますが、夏用テントで真冬の宿泊は絶対に避[…]
2.ここが良いよね! ソロベースEX
本物はなかなか購入できない、なんちゃっては、やっぱりなんちゃって。そんなジレンマを抱えたキャンパーを一気に虜にしたのが、バンドックソロベースでした。何が良いいのか、他と違ったのか、見ていきましょう。
①冬が楽しみ! スカートにサイドウォール付き
ソロベースからEXへの一番大きな進化のポイント、超優秀装備のスカートとサイドウォールについて確認。
スカート付きで冬も安心
出典: アマゾン
ソロベース唯一の弱点と言われたのがスカートがないこと。もともとパップテントはスカート無しなので、これでOKなのですが、やはり冬は寒い。自作スカートをつける方も多くいましたが、ソロベースEXでは標準装備となり、冬場にテント下部隙間からの吹き込む冷気や風の侵入を防ぐことが可能となりました。
さらに、このスカートは巻き上げ可能。夏場など暑い時期もくるくるっとしておけば大丈夫です。
冬テントを選ぶ際のポイントをまとめました。こちらもご覧ください。
冬用ソロテントを選ぶ際は、慎重に確認したいポイントがあります。そのポイントさえ押さえれば冬でもキャンプを十分楽しめます。大事なのは冬場の使用を想定してテントを準備すること。冬使用できるテントは夏も使えますが、夏用テントで真冬の宿泊は絶対に避[…]
サイドウォールが標準装備
出典: アマゾン
そして、もう一つの大きな特徴がサイドウォール。次の嬉しい効果があるんです。
- サイドを覆えるので、太陽が傾いても、雨が振り込んでもガードできます
- 視線を遮れるので、プライベート感がドンと増します
②横幅がワイド!
出典: アマゾン
パップテントは横幅がワイドで、開放感がすごいです。コールマンのツーリングドームSTだと開口部が115cmしかないので、包まれ感はありますが、開放感という面ではパップテントはピカイチ。そして、ソロベースEXはパップテントの中でもさらにワイドなんです。こちらも超人気パップテント、テンマクデザインの「炎幕DX」と比較しても30cm長い仕様です。
ワイド | |
ソロベースEX | 360cm |
炎幕DX | 330cm |
コールマンツーリングドームST | 115cm |
③タープいらず!
出典: a-chancamp.com/entry/bundok
やはりここが1番魅力的です。
タープいらずのソロテントジャンルは言わずと知れた激戦区。コールマンのツーリングドームやオガワのステイシーSTⅡなど名作ぞろいです。最近ではソロテント最強と言われるバンドックソロティピー1TCもタープスペースを確保できますが、広さはソロベースEXの圧勝。
僕がキャンプを始めた5年前、ソロキャンプはレアな趣味でした。しかしながら、今や空前のキャンプブーム。ソロキャンプはキャンプスタイルとして認知されるに至りました。キャンプ道具にも「ソロキャン用」なるものが誕生。1人用なので遠慮必要なし。趣味嗜[…]
④インナーテントが付属
出典: アマゾン
嬉しいインナーテント付き!取り外しが可能なメッシュインナーテントが付属していますので、虫がいる夏場も安心。オールメッシュインナーで夏は涼しく、冬場はインナー無しのコット寝で。
⑤TC素材が素敵!
出典: アマゾン
火の粉が飛んでも穴が開きにくTC素材。テント近くで焚き火を楽しめるのは魅力的。
本物の軍幕はコットン素材を使っています。こちら、TC素材を使っていることで、風合いが近くググッと軍幕ライクになります。ポリ素材のパップ風テントもありますが、見た目も重視したいならTC素材はマスト!
⑥コスパが最高!
発売当初、欠品から高額となっていましたが、最近は落ち着いてきています。パップテントとしての完成度、最新テントの便利さ、そして何よりリセールバリューが高いのが嬉しいところ。お値段は落ち着いていますが、こまめにチェックがおすすめ。
3.ここに惚れるぜ! ソロベースEX
出典: xn--28j214klr1a.com/archives/18047
ソロベースEXの最大の魅力は、そうです!とんでもない程のカッコ良さです!
本物のパップテントはめちゃくちゃかっこいいです!ただ流通する数は少なく、程度の良いものはお値段の程度も高い。そして、手入れも大変。本物軍幕はやはりストロングスタイル。僕みたいななんちゃってにはやはり手を出し辛い。
それでも軍幕使ってみたい!を絶妙に満足させてくれるのがソロベースEXなんです。それはもー、麗しいルックスです。
4.ソロベースEX デメリット いまいちな点
ソロベースEXのでメリットというよりは、パップテントの不安な点になります。
確認していきましょう。
①高さが低い
ソロベースEXは高さが110cmしかありません。ソロテントも大型化しているので、大丈夫?と思うかも
こちらは、次の2点で解決できそうです。
- 椅子の工夫、ベリーロー、あぐらチェアを使用する
- 寝転がる前提。ご飯を作る、食べる時以外は寝そべっちゃう。その方が楽
実は、コールマンの傑作ソロテント、ツーリングドームSTの高さは100cm。不安を感じる必要なしです。
②狭い、デッドスペースがある
出典: アマゾン
これもパップテントの難点。ポール部分にデッドスエペースができちゃう。センターにポールを立てるので、写真の赤斜線の部分が使い辛い。
4.二股しちゃうぜ ソロベースEX
出典: アマゾン
バンドックさんから二股ポールが発売されました。これによって、、、あんなことやこんなことが可能に…。
5.ムムムッ… ソロベースEXのライバル6選!
ここからは、ソロベース購入のライバルとなるテントをご紹介します。いずれも軍幕の色気漂う名作。
①テンマクデザイン 炎幕TC DX
出典: テンマクデザイン
炎と生きる孤高のテントとしてコットン100%という尖ったテントが「煙幕DX」。今回ご紹介するのは、ソロベースと同じTC素材。扱いやすいです。
②FIELDOOR パップテント TC 320
出典: FIELDOOR
こちらTC素材でなんと二股ポール。あとパーツを追加できるので、自分の好みにカスタマイズできます。前後のパネルだけでなく、両サイドのパネルも開閉、フルオープンできるのが特徴。サイドにはダブルジッパーを採用し、少しだけ開けて換気したいときに便利。インナーテントは吊り下げ式で設置が簡単。フルクローズにできるほか、メッシュ面でも使えます。
③POMOLY STOVEHUT 70 パップテント
出典: POMOLY
今、注目のPOMOLYから、薪ストーブ用の煙突排穴がついたテントです。素材は耐久性と軽さの間のバランスを取る70Dリップストップポリエステル。TCではないので、雨用としてはいかがでしょうか。メッシュを多用し、ベンチレーターもしっかり。夏場も問題なしの4シーズンテントです。そして、お値段は15,899円!安い!
購入は公式HPからのみのようです。 POMOLY公式HP
④バンドック ソロティピー1TC
現在、最強のソロテントの1つ、バンドックのソロティピー1TCです。このテントは本当にすごいテント!こちらはワンポールのティピー型で色気漂う軍幕テント!
詳細はこちらをご覧ください。ソロティピー1TCのすば抜けた素晴らしさを知っていただけると思います。
スカートは当然としてTC素材、前室でのストーブ使用も可能。オールシーズン最強ソロテント。
僕がキャンプを始めた5年前、ソロキャンプはレアな趣味でした。しかしながら、今や空前のキャンプブーム。ソロキャンプはキャンプスタイルとして認知されるに至りました。キャンプ道具にも「ソロキャン用」なるものが誕生。1人用なので遠慮必要なし。趣味嗜[…]
⑤OneTigris(ワンティグリス) ワンポールテント
出典: アマゾン
今勢いに乗ってるOneTigris(ワンティグリス)からポリコットンTC ワンポールテント。タープを張らずに広い前室を作れる!ソロテントには嬉しいモデル。
このテントの一番の特徴は何と言っても煙突穴が空いていること!薪ストーブを迷うことなく所定の場所にインストールできます。テントを加工しなくていいのは嬉しい!
コスパが高いこのテント、こちらで詳しく書いてます!
どんどん認知度・人気が高まっているOneTigris(ワンティグリス)から、間違いなくソロテント最強の1つといえる名作が誕生。ルックス良し!超絶妙なサイズ感でTC素材!そしてなんと薪ストーブ煙突穴が標準装備!ソロテントどれが最強?論[…]
⑥POMOLY YARN TCワンポールテント
濃い影を作れて、火の粉に強いTC素材。そして薪ストーブ煙突用の穴が標準装備。と、1年中楽しみがが止まらないテントです。1人だと広々、2人で快適な絶妙サイズ。
冬場には品切れの期間が長いのが難点。冬が来る前、早めのチェックをおすすめします!
冬キャンプに最高で最適なすごいテント。つまり、薪ストーブが使える煙突穴がついたコットンTCワンポールテント「POMOLY YARN TCワンポールテント2〜4人用」をご紹介します。冬ソロキャンプの本命になるかもです![…]
6.まとめ
今回は、軍幕パップテントを一気にメジャーにしたバンドックの傑作、ソロベースEXをご紹介しました。コスパも最高で使い勝手抜群のソロテントです。軍幕に憧れている方、2つ目、3つ目のソロテントを探している方、ぜひご検討ください。
何よりかっこいいです。
前室が広い!快適ソロテントはこちら!
前室が広くて、使い勝手のいい快適なソロテントを探している方向け。ソロキャンプ用のテントを選らず際、是非とも考慮いただきたいのが「前室の広さ」。当時いろいろ調べてオガワステイシーST2が最適と判断。結果、大満足でした。そこから[…]
ソロキャンプに最適なドーム型テント11選!
※本記事には一部プロモーションが含まれますキャンプ歴が長くなりいろいろなテントを試した結果、間違いなく言えることは「ドーム型テントは楽で素晴らしい!」ということ。構造がシンプルで設営・撤収が簡単、テント内の空間が広い、程よい[…]
今、ソロキャンプ界隈で今注目の中華鍋。ぜひ導入検討を!
本ページは一部アフィリエイトプログラムを利用しています大人気YouTubeドラマ「おやじキャンプ飯」。主人公が豪快に中華鍋を振る姿に憧れ、中華鍋を購入。キャンプで使ってみたら、これがすこぶるいいです!キャンプで中華鍋がいかに楽しくて[…]
神奈川県でソロキャンプに最適なキャンプ場はこちらです!
神奈川のソロキャンプに最適なキャンプ場を探している方向け。海・山・清流・湖となんでも揃う神奈川で、ソロキャンプに最適なキャンプ場10選をご紹介します!神奈川にはあらゆるロケーション、都心からアクセス良好、YouTub[…]
千葉県でソロキャンプに最適なキャンプ場はこちらです!
本ページはアフィリエイトプログラムを利用していますソロキャンプを楽しむ方が増えていますが、ソロキャンプ満足度の大きな部分を占めるのがキャンプ場選び。ソロキャンプにはソロキャンプに適したキャンプ場があります。そこで今回は、千葉[…]
埼玉県でソロキャンプなら、こちらをぜひ!
埼玉のソロキャンプに最適なキャンプ場を知りたい方向け。ここから選べば間違いなし!埼玉県でソロキャンプに最適なキャンプ場10選をご紹介!ソロキャンプの聖地、最寄駅から徒歩5分、ソロプライスや無料まで埼玉県の大自然を満喫できるソ[…]