出典:楽天
我らが師匠ヒロシさんも頻繁に使用しているテントがバンドック「ソロドーム」。バンドックはソロベース、ソロティピー1などソロテントの傑作を発売している安心の日本メーカー。今回は、ソロ用ドーム型軽量テントの名作「ソロドーム」をご紹介します。
1.バンドックソロドーム 仕様
バンドックソロドームは、バンドックのテントで一番小さく、価格もグッと抑えめに設定されたソロ用テント。旧モデルは耐水圧が少し不安でしたが、2021年に耐水圧約3000mmに大幅改善されて不安解消。価格は驚きの低価格をキープしつつ、ググッと性能が高くなりました。
登山用を除けば、最小最軽量の部類に入るため、バイクや自転車でのツーリング、バックパックキャンプにも相性バッチリ!シェルター内のカンガルースタイルにも使える非常に使い勝手抜群のロングセラーテント。
ソロ用として、無駄を削ぎ落としたミニマムな感じが、無骨でたまりません!
①ソロドーム サイズ
バンドックソロドームは完全に1人用サイズのコンパクトテント。足元の幅は70cmしかありません。収納サイズはツーリングでも持ち運びやすい38×15×15cmと非常にコンパクト。重量は1880g、山岳テントより少し重たい程度です。
ソロドーム | |
展開サイズ | 幅200×奥行150×高さ110cm |
収納サイズ | 長さ38×φ15cm |
重量 | 約1.88kg |
耐水圧 | 3000mm |
構造 | 半自立式 |
2021年に耐水圧が3,000mmに大幅アップ。1,500mmあれば十分と言われる耐水圧、3,000mmあれば不安なし。
②素材
素材はポリエステルと金属ポールです。ポールの素材は金属でも軽量なアルミ合金。アルミ合金は種類によって強度が異なりますが、ソロドームで採用されているのはジュラルミン。強度が高く、飛行機などにも使われる信頼できる素材です。
インナーのボトムは重たいポリエチレンではなく、軽量ポリエステル。こちらも良し。
2.バンドックソロドーム おすすめポイント! メリット!
あのヒロシさんも愛用する超優秀テント、バンドックソロドーム。このコンパクトソロテントの魅力をご紹介します。
①とにかくコンパクト!
②ソロドーム 価格が安い
カラーによって人気が違うので、価格も異なってきます。
③横開きの扉がタープになる
出典 :futarino-camp.com/solo-tent-bundok-sorodome-review
横開きになるので、サイズの割には居住性が良いです。さらに、入口部分を跳ね上げ、簡易タープとして影を作れます。コンパクトなので影も小さいですが、それでも影を作ることができるのはありがたい。夏場でもターブが不要になり、自転車やバイク、徒歩の方でもキャンプが可能になります。
④簡単設営
出典:バンドック
バンドックのフレームは魚座型と言われるものです。フレームを組み立ててクロスさせ、インナーテントのフックをポールにひっかけ、ポールを四隅に差し込んでインナーテントを立ち上げます。魚座型のテントフレームはとにかくかっこいい。
2本のポールをクロスして、インナーは吊り下げ式。フライを被せてペグダウンするだけと、最初でも20分、慣れたら5分で設営可能。めちゃくちゃ簡単です。
出典: アマゾン
2本のポールでできる形が魚の体と尻尾に似ていることから、魚座型と呼ばれています。
⑤多目的、多様な使い勝手
小さくて、軽量なので、自転車やバイクといったツーリングキャンプ。大きなテントやシェルターの中にインナーテントを入れるカンガルースタイルもバッチリ。
インナーテントは自立しますので、フライシートはヨレますが、ペグが刺さらない場所でも寝るスペースは確保することができます。
3.バンドックソロドーム 同時購入おすすめ品
キャノピーを跳ね上げるためのポールと、ピタッとはまるグランドシートは同時購入がおすすめです。絶対欲しくなるので。
①ギアトップ(GEER TOP)テントシート Mサイズ
ソロドームのインナーテントのサイズは90×200cm。ピッタリサイズのグランドシートはかなり数が少ないです。
その中からおすすめがこちら。サイズは90×210cmでインナーテントとの誤差10cm、ほぼピッタリのサイズ感。両面シリコンコーティングで耐水圧は驚異の8000mmと防水性抜群!雨が降ったらタープ代わりにもなりますね。
このグランドシート、収納袋のサイズが15×10cm、厚みは4cmとかなりコンパクト。リュックにもぽいっと入ります。なんならズボンのポケットにも入るサイズで価格は2000円台。このお値段でピッタリサイズのグランドシートが買えるのは嬉しい。
②FLYFLYGO アルミテントポール タープポール 2本セット
せっかくソロドームを買ったら、キャノピーは跳ねあげましょ。なるべくコンパクトなポールで。
絶対のおすすめはこちら。収納は44cm×13cm、暑さは5cmくらいでしょうか。テントと一緒にリュックに余裕で収納できます。5分割ポールをジョイントして使用するので、高さ調整可能で最大192cmです。キャノピーの高さを調整できるの分割型は便利です。
4.バンドックソロドーム デメリット
コンパクトでお値段もリーズナブル、おまけにヒロシさんも使っている。しかしながら、やはり気になる点もありますので、確認しておきましょう。
①インナーがフルメッシュ、スカートなしで冬の使用に不安
出典:アマゾン
インナーはフルメッシュ、隙間風の侵入を防ぐスカートは付いていません。寝袋の性能次第にはなりますが、春夏秋の3シーズン用テントと考えておいた方が快適に使えます。
冬に使用するソロテントをお探しなら、こちらをご覧ください。
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②バンドック ソロドーム 広くはない
コンパクト・軽量さとトレードオフになりますので、広くはありません。
寝室内も頭の部分で90cm、足元は狭くなり70cm。大きなリュックは全室に置くことになると思いますが、2個が限界でしょうか。
寝室内も基本コットは入りません。マット寝が苦手な方はちょっと難しいかもしれません。
全室も含めてもう少し広い方がということであれば、こちらもご覧ください。
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5.まとめ
改めて、バンドックソロドームを確認していくと、コンパクトな収納性、設営のし易さ、テントの性能。ソロテントとして欲しい部分がビシッと揃った揃ったコスパ最高のテントですね!
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