冬キャンプに格好良くて頼りになる石油ストーブを導入したい方向き
快適な冬キャンプに不可欠な暖房器具。特におすすめは石油ストーブ。冬キャンプに最適な石油ストーブの選び方とおすすめモデル10選をご紹介します!電源不要でコンパクト、燃料は安くてハイパワー、とにかく扱いやすいです。
ですが、家の石油ストーブをそのまま持っていけば良い訳でもありません。キャンプに最適な石油ストーブを厳選してみました。
冬キャンプ 石油ストーブのメリット
石油ストーブは小型から大型までサイズが豊富。見た目もレトロ感あるお洒落なものが多く、冬キャンンプの雰囲気作りに最適。
まずは、冬キャンプにおける石油ストーブのメリットをご紹介ます。
電源不要でキャンプの自由度がアップ!
僕が考える最大の魅力はここ!電源付きサイトを予約しないといけないという呪縛から解放されます!今では冬でも人気キャンプ場の予約は激烈な争奪戦!ここに「電源サイト」の縛りがあるとさらに予約が難しくなります…。
レジェンドクラスの人気キャンプ場でも「電源サイト」がないキャンプ場はたくさんあります。電源不要の暖房器具があれば、冬キャンプの候補地がググッと広がります。
空間全体を暖める!
石油ストーブには、「対流式」といわれる空間全体を暖めるタイプと、前面1方向に熱を集中させるの「反射式」の2つのタイプがあります。キャンプで人気なのはテントやシェルター全体を暖める「対流式」。どこでも暖かさを感じられるのが魅力です。
燃料が安く、コスパがいい!
石油ストーブの燃料は安価な灯油なので、暖房のコスパが抜群!
僕が使用しているアルパカストーブ、燃料タンクは3.7Lで燃焼時間は10時間もあります。1泊2日のキャンプで燃料を追加したことはありません。灯油代が大体120円/Lなので、1泊2日440円ほどととてもお得。
薪ストーブだと1泊2日で広葉樹25kgは欲しいです。アマゾンなどでお値段4,000円前後程度。薪ストーブは1泊2日で燃料代4,000円かかります。暖かさは圧倒的に薪ストーブが上なので簡単に比較できませんが、石油ストーブが経済的なのは間違いなし。
調理できる
出典:ビックカメラ
石油ストーブの上部に鍋やスキレットを置いて調理可能です。ということは、テントやシェルターの中でぬくぬくしながらアツアツご飯も楽しめます。焚き火でも暖をとりながら調理できますが、ストーブは安定した調整可能な火力なので調理がはかどります!
冬キャンプ 石油ストーブ 選び方
石油ストーブにもいろいろな種類があります。冬キャンプに適したストーブを選ぶ際、抑えておきたいポイントをご紹介します。
一体型タンクを強くおすすめ!
車の荷室を灯油まみれにした経験から、ここはマストでオススメしたい!
石油ストーブの燃料タンクには一体型と分離型がありますが、是非一体型を選んでいただきたい!一体型は車で持ち運んでも灯油が漏れることはほぼありません。しかしながら分離型はその構造上揺れるたびに灯油が漏れていくようなイメージ。手間暇を考えるキャンプには一体型です。
大きさ
石油ストーブの良さに取り回しの良いサイズ感があります。暖房力を見ながら大きすぎないものを選びたいところです。収納性も重要なポイントになります。
暖房パワー
キャンプギアはコンパクトにしたいもの。石油ストーブも大きいほど、暖房力があるほどいいものではありません。4人用テントであれば6〜9畳用のストーブ。広いシェルターであれば15畳以上を暖めるハイパワーなものまで選べます。
燃焼時間
石油ストーブの燃焼時間も様々です。勿論灯油を途中追加すればいいのですが、例えば夜中に燃料切れになるのは不安になります。5〜15時間ほど選択肢はあるので、ご自身の使いたい時間をイメージして最適なものを探してください。
冬キャンプ おすすめ石油ストーブ 8選!
ここからは冬キャンプでおすすめの石油ストーブをご紹介します。先ほどのポイントを押さえ、デザインにもこだわりベストな1台を探してください!
①アルパカストーブ コンパクト
出典:アマゾン
「アルパカストーブ」は多くのキャンパーから大人気の火力抜群な石油ストーブ!持ち運ぶことを前提にケースが付属しているのもキャンパー心をくすぐりまくり。大き目のハンドル付きで持ち運びも簡単、天板の上には12インチのダッチオーブンも置いて調理ができる頑丈さも魅力!。
サイズ | 350D×350W×405Hmm |
重量 | 6.6㎏ |
パワー | 3.0kW |
燃焼時間 | 約10時間 |
②PASECO(パセコ) 対流型 石油ストーブ
出典:アマゾン
PASECO(パセコ)は、暖房器具やキッチン家電などを製造・販売する韓国の老舗メーカー。ご紹介するモデルは2万円を切る価格設定で大人気となっています!先にご紹介した「アルパカストーブ」と比較して、出力は3.0kw/hと同じなのに燃焼時間は約18時間と8時間も長く、重量は1.3kg軽いという優れもの。キャンプに映えるカラーバリエーションも嬉しい限り!
サイズ | 325D×325W×466Hmm |
重量 | 5.3㎏ |
パワー | 3.0kw/h |
燃焼時間 | 約18時間 |
③トヨトミ レインボーストーブ
出典:アマゾン
名前の通りレインボー7色のやさしい光が浮かび上がり、冬キャンプで癒しの空間を演出。白熱球40Wほどの明るさがあり、テント内なら灯りとしても使えます!
サイズは高さ480×直径388mm、重量6.2kg。コンパクトで持ち運びやすいモデル。暖房出力は1.25~2.50kW。転倒してもタンクの灯油がすべてこぼれない「2 重タンク」、放電で着火する「電子点火」も搭載されておりキャンプで使用するのに最適です。
サイズ | 388D×388W×485Hmm |
重量 | 6.2㎏ |
パワー | 2.50kW |
燃焼時間 | 約20〜40時間 |
④トヨトミ レインボーストーブ ギアミッション
出典:トヨトミ
「遊びも暮らしも妥協しない大人たちへ タフなデザインに仕上げた「GEAR MISSION」 頼もしい相棒と全力で楽しもう。」という、イカしたコピーで紹介されているのがトヨトミレインボーの「ギアミッション」。レインボーストーブのデザイン違い。ハードな見た目がキャンプにピッタリ!
オリーブも格好良し!迷いますね…。
⑤アラジン ブルーフレーム
出典:アマゾン
とにかく可愛いレトロなデザインが人気の「アラジンブルーフレーム」。80余年間変わらない完成されたデザインと、見ていると癒される青い炎が特徴。安全機能も充実しており、耐震設計や一酸化炭素やニオイの原因となる炭化水素を軽減しているところもポイントです。
サイズ | 405D×388W×551Hmm |
重量 | 8.8㎏ |
パワー | 2.68kW |
燃焼時間 | 約15時間 |
⑥スノーピーク グローストーブ KH-100BK
出典:スノーピーク
信頼のスノーピークの人気商品。無骨な形やセンスありありの色味、スノーピークだとストーブはこうなります。コンパクトサイズと一体型タンク、無駄な凸凹もなく持ち運びやすい。別売りスノーピークストーブバックを使えばさらに楽チン。
上面の鉄板に加えて側面方向にも遠赤外線放射。360度しっかりパワフルに暖めてくれます。「耐震自動消化装置」搭載で安全面も問題なし。デザイン、安全、耐久性とストーブでもさすがのスノーピーク品質!
サイズ | 388D×388W×474Hmm |
重量 | 5.9㎏ |
パワー | 2.54W |
燃焼時間 | 約20時間 |
カーキもお洒落。
こちらがあると便利なスノーピークストーブバッグ。
⑦スノーピーク タクード
出典:スノーピーク
機能美を追求したスノーピークのタクード。これ実は、ストーブではなく灯油を燃料とした調理用コンロ。冬はガスが寒さで使えなくなることもあるので、冬場の調理熱源としてはとても優秀。小型ながらストーブとしての機能もしっかり。コロンとしたデザインが可愛いい、コンパクトでできるやつです。

出典:スノーピーク
サイズ | 380D×380W×340Hmm |
重量 | 6.0㎏ |
パワー | 2.15W |
燃焼時間 | 約15時間 |
⑧コロナ SL-5121
サイズ | 460D×460W×553Hmm |
重量 | 9.9㎏ |
パワー | 5.14W |
燃焼時間 | 約12時間 |
⑨コロナ RX-22YA
出典:アマゾン
昔ながらのストーブの形。低燃費かつ点火や消火がしやすく安心して使えるコンパクトな石油ストーブ。ニオイの発生を抑える機能や安全性能も良好。長年売れ続けている反射型のスタンダードタイプ。前面を全力で温めます!
タンク一体型ではありません。車に乗せる前に、必ずタンクから灯油を抜いてください。
サイズ | 324D×452W×475Hmm |
重量 | 7.4㎏ |
パワー | 2.24W |
燃焼時間 | 約17時間 |
⑩アラジン 石油ストーブ CAP-U288(G)
クラッシックで可愛いデザイン。レトロ感も相まって冬キャンプに連れて行きたくなります。反射式ですが、上部からも熱が出るので、空間全体を暖めてくれます。
業界初の自動消火タイマー付き。3、5、8時間ごとに消化時間が設定できるのも非常に便利。「耐震自動消火装置」も搭載されており、安全面でも優秀。
サイズ | 324D×452W×475Hmm |
重量 | 7.4㎏ |
パワー | 2.24W |
燃焼時間 | 約17時間 |
おまけ Anboys ストーブファン
ストーブファンとは石油・薪ストーブの上に設置するファンのことです。ストーブの熱で発電し、ファンが回転。暖かい空気を循環させることで、効率よく空間全体を暖めてくれます。
まとめ
冬キャンプを快適にするための必須アイテム、石油ストーブを紹介をしました。とても暖かく、調理も出来て、コンパクトでランニングコストも格安。絶対おすすめアイテムです。唯一の欠点は、どんどん欠品していくこと。モノがあるうちにご検討ください!
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